2013年05月25日

横浜市緑区新治市民の森

今日は待ちに待った定例の道端自然観察会の日である。昨日の様な気温の高い陽気では熱中症も心配されたが、気温はかなり低くなって散策にはうってつけで嬉しくなった。待ち合わせの池ぶち広場に行って見ると、まずはフタコブルリハナカミキリが飛んで来て驚いた。更に奥まで詰めると、植栽されているマグワのが美味そうに熟していた。山野で見られるのは野生種のヤマグワで実は小粒である。更に、散策路を一回りしてみると、モミジイチゴの実がたくさんぶら下がっていた。全員集合したので伐採丸太を見に行ったが何も見られず、別の道で引き返したところ、キノコの広尾山荘さんに出会って、ヒイロベニヒダタケとクロノボリリュウタケを教えてもらった。

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<マグワの実>

その後、鎌立谷戸の奥へ行くと、これまた特に蜂に興味を持っているYさんに出会って、コガタスズメバチの造り始めの巣を案内してもらった。小さな池の石の上には何故だかヤマサナエがポーズを決めてくれていて、逃げずに撮り放題であった。そんな訳で時間はどんどん過ぎ昼食は午後1時にとる事にして、まずは昼寝中のラブラドール犬をみんなで起こしてから、満倉谷戸、向原、すももの小道、梅田川遊水池とコースをとった。その中でも梅田川遊水池は昆虫の宝庫で、カラムシの葉には出始めのラミーカミキリ、キブシの葉にはウスモンオトシブミ、オニグルミ近くの擬木の手摺にはカメノコテントウの幼虫等が這っていた。その他たくさんの種類の昆虫が見られたので、同じ道を引き返したら昼食場所の新治交流センターに1時には着けないと、舗装道路を脇目も振らずに歩いた。

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<ウグイスカグラの実>

そんな甲斐もあって午後1時にやっと昼食をとる事が出来た。午後からの後半の部は、まずは栗林へ行ったが、体長の何倍もの産卵管を持つウマノオバチがシロスジカミキリの幼虫に産卵するために訪れていた。また、栗の花がほんの少し咲き出していたので、アカシジミが2頭もいて参加者の顔がにっこりとほころんだ。その後、旭谷戸の奥まで行ったが、棚田の手入れにボランティアの方々が精を出していた。旭谷戸では巣立ったばかりのコゲラの一家や遠くキビタキの囀りが美しく聞こえ、更に奥に進んだ杉のうろでは、参加者のMさんの調べでコマルハナバチがぶんぶん飛んでいた。梅雨前に巣の解散があるのだという。最後に駐車場に戻ってウスモンオトシブミを見て、伐採丸太でミドリカミキリを観察して、今日の観察会は収穫一杯笑顔一杯で終了となった。

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<ホソフタオビヒゲナガ>

<今日出会った主なもの>花/スイカズラ、ノアザミ、ドクダミ、アメリカフウロ、キツネアザミ、テイカカズラ、ナワシロイチゴ、ウツギ、ハコネウツギ、イボタ、オオキンケイギク等。蝶/モンキアゲハ、アオスジアゲハ、テングチョウ、アカボシゴマダラ、キタテハ、イチモンジチョウ、ルリタテハの幼虫、サトキマダラヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ、アカシジミ、ウラギンシジミ、ルリシジミ、ベニシジミ等。昆虫/イボタガの幼虫、ウマオノバチ、ヨコヅナサシガメ、ハスジカツオゾウムシ、マダラアシゾウムシ、ウスモンオトシブミ、エゴツルクビオトシブミ、ラミーカミキリ、フタコブルリハナカミキリ、ベニカミキリ、ミドリカミキリ、ジョウカイボン、アオジョウカイ、ヒゲナガハナノミ、オバボタル、ヤマサナエ、シオカラトンボ、カワトンボ、シオヤトンボ、ホソフタオビヒゲナガ、ツチイナゴ等。鳥/カワセミ、キビタキ、コゲラ等。キノコ/ヒイロベニヒダタケ、クロノボリリュウタケ等。その他/マグワの実、ヤマグワの実、モミジイチゴの実、ウグイスカグラの実、クサイチゴの実、アオダイショウ等。
posted by 花虫とおる at 18:46| Comment(0) | 緑  区