2014年03月29日

神奈川県平塚市土屋

今日は待ちに待った早春の道端自然観察会の日である。今年も神奈川県の偉大なる田舎である平塚市土屋へ行った。心配な天気だが、青空一杯とはならなかったものの、気温は高くてほっとした。まだまだ3月下旬は昆虫には早いが、土屋の農耕地や雑木林には希少種こそほとんど無いものの、普通種の野の花ならば溢れんばかりに咲いていた。しかも、空気が良いのか土壌が肥えているのか、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ナズナ等はびっしりと群落をつくって、まるで花の絨毯の様であった。

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<コナラの芽吹>

散策を開始して滝へ通ずる谷戸へ入ると、せわしなく小型のシロチョウが飛んでいる。少し早いなあと思ったが、やはりツマキチョウの雄であった。また、スジグロシロチョウ、モンキチョウも飛んでいて、瑠璃色のシジミであるリルシジミ、金属光沢のある濃い青のシジミチョウも飛んでいた。しっかりと確認は出来なかったがコツバメに違いない。広大な畑の広がる遠藤原へ登って行くと、早くもキアゲハが舞い、真っ青な空ではなかったが、富士山が白く大きく遠望出来た。もちろん丹沢や箱根の山々も間近に見えた。

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<ヒメジョウカイ>

昼食は土屋霊園へ戻ってとり、午後からは砦の谷戸を散策した。去年はたくさんのベニシジミの幼虫がスイバに見られたが、今年も見つかって嬉しくなった。また、ジョウビタキやモズが現われ、ノスリが雄大に飛んでいた。谷戸を詰めて雑木林の縁まで行くと、有り難い事に太陽が顔を出し、ミヤマセセリが飛び交い大型のヒオドシチョウも現れた。尾根へ通ずる小道を登って行くと、多摩丘陵では少ないヒメウズの群落が美しく、日当たりの良い尾根上ではコナラやアケビ等の様々な木々の芽吹きが始まっていた。

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<ヒメウズ>

<今日出会った主なもの>花/アケビ、キブシ、ウグイスカグラ、ハナモモ、ヒカンザクラ、モクレン、コブシ、チョウセンレンギョウ、ボケ、シュンラン、ヒメスミレ、ノジスミレ、タチツボスミレ、ヒメウズ、コハコベ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、タネツケバナ、ナズナ、トウダイグサ、セイヨウタンポポ、レンゲソウ、ラッパスイセン、スノーフレーク、ムスカリ等。蝶/キアゲハ、ヒオドシチョウ、キタテハ、テングチョウ、ツマキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ルリシジミ、ベニシジミ、ムラサキシジミ、コツバメ、ミヤマセセリ等。昆虫/ナナホシテントウ、コガタルリハムシ、ヒメジョウカイ等。鳥/ジョウビタキ、ノスリ、ウグイス、モズ、ヒバリ、シジュウカラ、メジロ、スズメ等。 その他/アマガエル等。
posted by 花虫とおる at 19:58| Comment(0) | 県  内