2013年07月11日

山梨県(仮称)オオムラサキの丘

手塚治虫のマンガは天才過ぎてあまり好きではなかったが、私も手塚治虫と同じくかなりの昆虫少年であった。様々な昆虫に接して来たが、捕虫網で捉えたものを取り出す時に手が震えたのは、ギフチョウ、クモマツマキチョウ、オオムラサキの3種類の蝶だけである。オオムラサに最初に出会ったのは、亡き父に連れて行って貰った相模湖の寸沢嵐で、小指程の胴体の太さと逃げようと開翅する力の強さに驚いた。そんな訳で、今日は39度を超す猛暑が続く甲府盆地の(仮称)オオムラサキの丘へ勇気を振り絞って行った。

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<クヌギの樹液を吸うオオムラサキ>

昨年の8月1日に久しぶりに訪れた時、佃煮のようにオオムラサキが大発生していて、一目30頭といった光景があちらこちらで見受けられた。昆虫の生態の常として、大発生の後は激減するのが普通であるから、今年はかなり少ないのではと危惧したが、一目5頭位はいたのでほっとした。こんなに多いとオオムラサキの写真は簡単に撮れそうだが、翅に破損が無い雄の開翅写真を撮るのはとても難しく、今日は午前中に2度チャンスがあっただけで、午後は破損した個体の一回だけの開翅に終わった。

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<開翅したオオムラサキの雄>

そんな訳で、オオムラサキの撮影は数が多ければ良いのではなくて、羽化したての雄の開翅場面に遭遇出来るかどうかが肝心だから、私が気に入っている写真は多摩丘陵で撮ったものである。もっとも、羽を閉じているもので良いのなら(仮称)オオムラサキの丘ならすぐに撮れる。今日は1日中オオムラサキを狙ったので、観察出来た花や蝶や昆虫は少なかったが、ツバメの様に青空を滑空する姿を見るだけで幸せな気分になった。もっとも、木陰でも風がなくなると、さすが猛暑の甲府盆地であった

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<アカマダラコガネ>

<今日出会った主なもの>花/ネムノキ等。蝶/アゲハ、オオムラサキ、キタテハ、ジャノメチョウ、ミズイロオナガシジミ、ウラナミアカシジミ等。昆虫/アカマダラコガネ、カナブン、アオカナブン、ヤブキリ、ニイニイゼミ等。
posted by 花虫とおる at 20:48| Comment(0) | 山梨県
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